患者さま個々に身体状況・疾病状況や栄養状態のスクリーニング、アセスメントに基づく栄養管理計画書の作成、モニタリング、評価の実施により、一人一人の栄養状態の改善に努めています。

「食べること」を通して低栄養を改善し、自分らしい生活の確立と自己実現を支援することを目的に、個別に対応した栄養ケアマネジメントを実施しています。

また、月に１回バイキングを行い、普段の献立では取り入れることの少ないメニューを提供しています。
栄養士による調理実習も実施しており、食べる楽しみだけでなく、調理をする楽しみも体験していただけます。

施設毎に他職種と恊働しながら、摂食状況を考慮した食事援助や食環境を整え、摂食嚥下困難な方への食事に対応し、食形態や調理方法の工夫を行い、経口での食事を実現・維持していけるよう努力しています。
嗜好にも随時対応し、一人一人の声を重視し、できる限りの個別対応を行っています。
また、おいしく楽しく食事をしていただくために常に安全かつ新鮮な食材の使用に努めています。

　米・・・こしひかり、あきたこまち、ひとめぼれなど毎年厳選した米を使用しています。
            （環境にやさしい無洗米です）
　魚・・・その日の朝、舞阪より仕入れた物を使用しています。
　肉・・・牛肉、豚肉、鶏肉の生産地を確認し国産の肉類を使用しています。

季節の食材を取り入れた家庭料理の味つけを心がけ、食事作りを行っています。
食欲がなく点滴や経管流動食だった方が、一口、二口と食べていただき「おいしい！」と３食全量食べていただけるようになり、食事に移行された方がたくさんいらっしゃいます。
多くの方から「おいしい」と評価をいただいています。

私たちはチームワークを大切にし、衛生管理を徹底し、安全な食事の提供を心がけています。